「高級レザー」実は革じゃない!?知らないと損する本革と合皮の見分け方

トラブル

「高級レザー」と書かれた製品でも、実は合皮が使われていることが多いって知ってましたか?
今回はネットショップを利用する際に注意が必要な「本革」と「合皮」の簡単な見分け方を解説します。

”高級レザー”実は本革じゃないことがほとんどなこと、ご存知ですか?

革だと思って買ったのに、しばらく使うと表面がボロボロと剥がれてきたり、表面がベタベタしてきたりしてショックを受けたことはないでしょうか?

これは、スマートフォンケースやバッグなどのアイテムでよくあるトラブルです。

多くの商品が「高級レザー」を謳っていますが、実はそれが本革ではないことも少なくありません。

むしろ合皮の可能性が高いのでネットショッピングでは特に注意が必要です。

今回は簡単な見極め方などを解説したいと思います。

合成皮革(合皮)とは?

まず、本革と合皮の違いについて簡単に解説します。

本革は動物の皮を使用した天然素材。牛革や羊革などが代表的です。

柔らかく、使い込むほどに味わいが出てくるのが最大の魅力。時間が経つにつれて独特のツヤや風合いが増し、「経年変化」が楽しめます。

丈夫で長持ちするため、適切な手入れを行えば長く愛用できます。

一方で、合皮は化学素材で作られており、本革に似せた見た目を持っていますが、実際は化学繊維やプラスチックの一種です。

経年変化はなく、使っているうちにひび割れ、剥がれ、ベタつきが発生することが多くあります。

合皮を見分ける簡単な方法

「高級レザー」と書かれていても、本革か合皮かを見分けるための簡単な方法があります。

まず、検討している商品の画像や説明書きをよく見てください。

小さな文字で「PVC」「PU」といった表記があれば、それは合皮を意味します。

これらの表記は、製品がポリ塩化ビニルやポリウレタンなどの化学繊維で作られていることを示しているため、本革ではないという証拠です。

逆に本革である場合は「牛革」「羊革」など、なんの革であるかということが具体的に明記されている場合が多いです。

しかし「牛革」と表記されていても実際には製品の一部分にしか牛革が使われておらず、他の部分は合皮という場合もあるので注意が必要です。

他の製品と比べて極端に価格が安い場合などは一度ショップに問い合わせるなどしたほうが良いでしょう。

結論

スマートフォンケースなどの「高級レザー」商品は、実際には合皮であることが多いということを理解しておくことが重要です。

本革を選ぶためには、商品名や商品説明をしっかり確認し、画像を拡大して細部まで観察するなど、慎重に選ぶことが大切です。

少し手間はかかりますが、これらの方法を参考に、あなたにぴったりの本革製品を見つけてください。

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