キャッシュレス時代のマストアイテム、三つ折り財布。
コンパクトで小さなバッグにも入れられて、手ぶらで出かける時もポケットに収納できちゃう便利なアイテムです。
そんな人気の三つ折り財布ですが、使用時に「お札が折れて困る」というお悩みを抱えるユーザーも多いそう・・・。
今回は三つ折り財布の特徴や、「お札が折れる」を回避するためのライフハックをご紹介します。
三つ折り財布の種類
一括りに三つ折り財布といっても、その種類は大きく分けて2種類あります。
お札の折り目が二つ折りになるタイプ

このタイプの特徴は三つ折り財布としてはやや大きめなこと。
開いた時にお札を収納する部分の寸法が17cm×10cm以上必要なことから、
全体的に大きくなってしまいます。
ただし、お札の折り目は2つ折りになるため、会計の際のストレスは少なめです。
デメリットはやはり大きいこと。
とはいえ、通常の二つ折り財布よりはコンパクトですし、お札の折り目のストレスがないのは大きな利点なので検討の余地はあるかと思います。
お札の折り目が三つ折りになるタイプ
サイズ感は先程の二つ折りタイプのサイズに比べると全体的に1cmずつコンパクトになります。
後ほど解説しますがこのタイプはお札も三つ折りに収納することになります。


三つ折り財布は使いにくいの真相
三つ折り財布の種類と特徴を見てきたところで、次は三つ折り財布の”使いにくい”と言われているポイントをご紹介します。

- 入れすぎると分厚くなる
カードやレシートを大量に収納すると、すぐに分厚くなってしまいます。 コンパクトさを維持するためには使い方に注意が必要です。 - カバンに入れると見つからないことがある
サイズがコンパクトなため、特に大きなバッグの中では他の物と紛れて見つけにくくなることがあります。
バッグに入れる場合はポケットを活用するなど、取り出しやすくしておく工夫が必要です。 - お札が三つに折れる
三つ折り財布が”使いにくい”とされる最大の理由がコレです。
レジでお金を取り出した時、両端がクルンと曲がっているのです。
店員さんに渡す時になんとなく恥ずかしいし、セルフレジではお札を上手く挿入できないこともあります。頻繁に現金を使う方からすると「使いにくい」という評価も頷けます。それでもこのコンパクトさは捨てがたいものがあります。
そこで最後に、財布を作っている革屋が、三つ折り財布でお札を二つ折りにして使う方法 についてご紹介します。
三つ折り財布でお札を二つ折りにして使う方法
答えは簡単です。 2つに折って、真ん中のエリアに収納すればいいのです。

この真ん中エリアは、両サイドを曲げないといけない関係で少し余裕を持たせた寸法になっています。
1万円札を二つ折りにした際の寸法は8cmなのでギリギリなんとか収めることができるのです。
ただしそんなにたくさんは入れられません。 5枚程度が妥当な枚数でしょう。
いちいち面倒に感じるかもしれませんが、三つに折れてしまったお札で会計することのストレスと比較した場合この方法で収納したほうがはるかに楽ちんではないでしょうか。
以上、革屋のライフハックでした。
まとめ
三つ折り財布はデメリット部分をうまく克服することが出来ればとても便利なアイテムです。
三つ折り財布の特徴を理解し、工夫しながら使うことで日常生活の快適さが格段に向上します。
まだ使ったことがないという方は、そのコンパクト感を手にとって確かめてみてください。